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namcot 163

注意点

163 系の flash memory cartridge は材料になるカートリッジの入手、周辺部品の配線量など難易度が一番高いです。カートリッジ改造経験がない人は別のカートリッジで練習してから作るようにしてください。

写真は試作で実験的な配線も含まれますが、基板上で多くの空中配線が踊ります。 prototype_0.jpg prototype_1.jpg

材料の選定

Namcot のカートリッジ基板は部品交換が可能な DIP の ROM を使っているものがかなり少ないので「当たり」を引くまで、材料を探し続ける必要があります。

キングオブキングスや女神転生IIに見られる、外部 Work RAM + 電池 + 音量調整抵抗のすべてを搭載したカートリッジは、 DIP ROM での状態が現状では見つかった報告がありません。このため、外部 Work RAM + 音量調整抵抗は無理矢理増設する必要があります。

ゲームタイトル

163 と DIP ROM が載っている可能性があるゲームタイトルはある程度わかっていますが、記載したゲームタイトルでも「はずれ」があるので十分注意してください。(ファミスタ90の当たりはずれ)

163 + DIP ROM
ドラゴンニンジャ
163 + DIP ROM + 163向け電池
貝獣物語, ファミスタ'90
163 + DIP ROM + 音量調整抵抗
妖怪道中記

ファミスタで使えるのは 90 (91 に載っている 175 には上位互換性がありません) でそれ以外のシリーズは使えません。

ケースに収めるために

DIP ROM は 28pin ですが、 flash memory は 32pin です。カートリッジ基板は 28 pin の ROM 向けに作ってあり、物理的に無理があります。

標準サイズケース(黒)では固定用の穴に干渉するのでケースを削る必要があります。 yd.jpg

中サイズケース(紫)は隙間がないので基板の裏にピンを斜めにしながら無理矢理付けることになります。 f90.jpg

prototype_2.jpg

持ち運びや保存に関しては黒ケースは他社のカセットと寸法が同じで便利ですが、紫ケースははみ出て不便です。この点も考慮して、当たりを探してください。

用意する部品

  • flash memory 512k x8, 5V
  • flash memory 256k x8, 5V
  • 74HC00
  • SRAM 64k x8, 5V (外形は広い DIP のものを SOROM とか SNROM から外す)
  • 抵抗 10k ohm
  • (必要であれば) ボタン電池とダイオード
  • 配線用ワイヤ

配線する

写真の基板はファミスタ90から外したものですが、同じ型番の基板であってもスルーホールの位置が異なる場合があります。必ずテスタで 163 やエッジコネクタから必要な信号を確認してください。

Program ROM, 外部 WorkRAM

表から見て左側にある ROM です。指定したピンは基板に接続せず、空中配線してください。

Battery Power は 163 の電源につながってるところからとります。電池の消耗量が増えますので、内部 RAM をバッテリーバックアップしない場合は 163 に +5V をつなぎなおしてください。

        +--v--+
163 7pin| 1 32|+5V
163 8pin| 2 31|163 29pin or edge 14pin   +--v--+
       @| 3 30|163 6pin                NC| 1 28|Battery Power
       @| 4 29|@                        @| 2 27|163 29pin or edge 14pin
       @| 5 28|@                        @| 3 26|+5V
       @| 6 27|@                        @| 4 25|@
       @| 7 26|@                        @| 5 24|@
       @| 8 25|@                        @| 6 23|@
       @| 9 24|Program ROM 22pin(*1)    @| 7 22|GND
       @|10 23|@                        @| 8 21|@
       @|11 22|163 28pin or edge 44pin  @| 9 20|163 40pin
       @|12 21|@                        @|10 19|@
       @|13 20|@                        @|11 18|@
       @|14 19|@                        @|12 17|@
       @|15 18|@                        @|13 16|@
       @|16 17|@                        @|14 15|@
        +-----+ flash memory             +-----+ SRAM
(@ は基板に接続の意味, NC は未接続)
(*1) 基板上の Program ROM 22pin で、 flash memory 22 pin ではない
     163 23 pin にもつながっている

実際に配置するときは基板に表面に flash memory をつけたあと、裏面に無理矢理 SRAM をつけることになります。このさいに部品の方向や pin の接続に注意してください。

Charcter ROM, 74HC00

表から見て右側にある ROM です。74HC00 は空いてるところに適当に付けてください。

74HC00 の 3pin と 4pin, 14pin と 13pin と 12 pin, 11pin と 10pin と 9pin をつなげてください。DIP だと逆に固定しづらいので表面実装のものがよいかもしれません。

edge 47pin は基板内部に来ていないので、接触不良が起きないようにエッジコネクタから端子をつなぐ必要があります。

         +--v--+
+5Vor GND| 1 32|+5V
163 45pin| 2 31|edge 47pin
        @| 3 30|163 46pin
        @| 4 29|@
        @| 5 28|@                         +--v--+
        @| 6 27|@ 163 35 pin or edge 55pin| 1 14|+5V
        @| 7 26|@ 163 36 pin or edge 56pin| 2 13|+5V
        @| 8 25|@                       +-| 3 12|+5V
        @| 9 24|163 33pin or edge 17pin +-| 4 11|-+
        @|10 23|@ 163 42 pin or edge 48pin| 5 10|-+
        @|11 22|--------------------------| 6  9|-+
        @|12 21|@                      GND| 7  8|NC
        @|13 20|@                         +-----+
        @|14 19|@                          74HC00
        @|15 18|@
        @|16 17|@
         +-----+ flash memory

音量調整抵抗

edge connecter の 45pin と 46pin が直結している場合は切断し、その間に抵抗をつないでください。写真ではカーボン抵抗にしましたが、チップ抵抗のほうがきれいに実装できそうです。

prototype_volume.jpg

詳細な仕様と動くソフト

別に文書を作成したので必要な情報をかいつまんでください。

Last modified:2011/05/08 03:22:11
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